府道179号線を歩く(3)  2018年12月24日


実にマイナーなウォーキングガイドを作ってみようと目論んでいますが、人気はないものと覚悟しています。 時間は計ったものの、距離は測らず。トイレは欠かせないのですが、どこにも見当たらずでした。 もう一度行けば済む話かどうか、困ったものです。 明日、明後日は予定がありますから、いずれまたということで。




高野大橋までやって来ました。





現在の橋と以前のものが示されています。以前のものが、本来の中高野街道になります。今は迂回路をとることになります。




本来の中高野街道の橋のたもとに地蔵さんがいます。いつも旅の安全を祈ります。今日はここから北上します。




高野大橋から、ほんの7,8分で瓜破天神社まで来ました。すぐに右折します。




やがて、突き当たりの右に、このムラで最も大きい地蔵堂に着きます。高野大橋(出発点)から約10分の地点です。6体ありますから、俗に言う六地蔵なんでしょうか。その突き当たりを少しだけ北上し、すぐに東に向かいます。




地図がなくて不便なり。やがて、墓地の中をまっすぐ東に向かいます。まっとうな府道なんですが、夜だけは避けています。




先ほどの道を信号のある道まで進まず、ひとつ手前で左折し、お墓を眺めながら北上し、次の道を右折します。写真がその道です。少し前まで、車が通れない道でしたが、広くなったように思います。そのまま、3つ目の広い車道まで進みます。




横断歩道はありますが、信号はないので、気をつけて渡りましょう。そのまま進み、次の道を右折します。道なりに進むとちょっとだけ広い道に出ます。




寄り道をします。右に曲がったあとは東に向かいます。こんもりとした森の木が見えたら、そこを目指しましょう。正面左側に、森の木が見えました。




真田幸村ゆかりの志紀長吉神社です。出発点から約30分なり。御守り(勝守)を2つも持っているので、これ以上は要りません。




3つ前の写真に戻り、今度は左(つまり(北)に向かいます。この回り具合は古市街道かも。右手に長吉小学校が見えてきます。




やがて、そのすぐ前に、街道らしき道が見えてきますが、そこには向かわず、右折します。次の信号のある交差点を左折します。




長居公園通に出たところで、今日の歩きは終了します。出発点から約40分なり。今日歩いたところは、2日目の行程の後半に過ぎません。このあと、左折して、地下鉄出戸に向かいます。




今日のゴール地点(地下鉄出戸)を過ぎてしまいました。出発地点から50分弱なり。長吉古墳群の標識を発見しました。



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府道179号線を歩く(3) その2  

2018年12月31日


府道179号線シリーズ (3) その2 ほぼ2km (32分)

大晦日ではありますが、再び (3) を歩くことにしました。 12時には帰ると行って出かけたので、途中で離脱することになりました。 次回に (3) 続きと最後の (4) を成し遂げようと思います。 もちろん、来年のことになります。




中高野街道を北上すると、すぐに「瓜破」バス停があります。

ここを右折する(東に進む)と、瓜破で最も古い敬正寺(きょうしょうじ)にたどり着きます。唐で玄奘に学んだ高僧、道昭がらみの古い寺です。1,2分でたどり着くので、瓜破の歴史に興味のある方はお立ち寄り下さい。




瓜破神社の由緒書です。道昭がお祈りをしていたときに天神が現れ、瓜を割って授けたことが「瓜破」の地名の元であるとされています。「瓜」ではなく「西瓜」(すいか)となっているところが、微妙です。敬正寺の由緒等も参考になるところです。

道昭が唐からの帰国後に住んだは飛鳥寺(法興寺)でしたが、やがて奈良に移った元興寺に繋がっています。彼が唐から伝えた法相宗は、やがて興福寺や薬師寺に引き継がれます。また、各地を巡って井戸を掘り、渡しや港に船を備え、橋を架けるという道昭の事業は行基が引き継ぎます。実は、行基は道昭の弟子であったのです。

泉南市の熊野街道沿いを歩いたことがありますが、街道沿いにある往生院も道正が建立したようです。




土地改良区瓜破会館には、瓜破遺跡の遺物が一部展示してあります。ただ、何度行っても、閉館のときが多いので当てに出来ません。




墓地に向かう道を示す白いガードレールが目印になります。その向かいを右折する(東に進む)道を歩きます。丁度、軽自動車が駐まっているところです。

道が広くなったと以前に書きましたが、軽自動車なら通ることが出来ると思いました。フツーの乗用車では無理があります。たまたまだと思いますが、今日初めて、この道を通るバイク(自動二輪)を見ました。「車も通れない府道」ではなくなった証拠です。




先ほどの道をそのまま真っ直ぐ進むとここに到ります。横断歩道、その右の電柱と隣の「おかもと耳鼻咽喉科」の間に細い道が見えています。そのまま道なりに進むと、東向きがすぐに北向きに変わります。さらに次の角を右に進むというコースです。およそ、府道らしからぬ道ではありますが、それ故、楽しくなってきます。

残念ながら、今日のウォークはここ(186号線との合流点)までで終了です。12時には帰る、と言って出かけましたから、急いで帰ることにしました。ここまで(自宅から)1時間かかりましたが、帰りは30分でした。下見というのは、そんなものです。


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